AIによる電力コスト削減システム
AIrux8

空調・照明制御

AIrux8の１システムで空調を何台まで制御可能か？

数量に制限はございません。
システムで使用する機器の構成は環境により異なります。
メーカ及び機種、数量をお知らせ頂ければ、当社で最適なシステム構成を提案致します。
詳しくはこちらからご相談ください。

フロア毎に空調のセットが設置されている場合、空調のセット毎にAIrux8の導入が必要となるか？

AIrux8のシステムはフロアを跨いでも、複数のビルで1施設であっても同一制御管理が可能です。　

近年の空調機はインバータ制御により空調能力を自動制御されているが、AIrux8は具体的に空調機の何を制御するのか？

インバータ制御は設定温度に達した後で、維持に必要とするエネルギーを最適化する機構です。
AIrux8は外気温・室内温度・設定温度・室内の活動量を外部パラメータとする独自の制御方式で、人に変わり空調を自動制御しエネルギー効率の最適化を行います。
その中で必要に応じて以下駆動部の制御を行います。

・室内機の送風機の運転／停止
・室内機の送風機の運転速度
・室内機の温度設定の制御
・室外機のコンプレッサーの運転／停止
・室外機のコンプレッサーの運転速度

空調機の機種、メーカ等に制限はあるか？

外部制御ポートを有しない機種には対応していません。
また、空調制御システムが対応していない機種も存在します。
各社エアコンの機種は多岐にわたるため、導入可否は建物の設備資料を元に確認が必要となります。
メーカ及び機種をお知らせ頂ければ、当社で対応可否を確認致します。
詳しくはこちらからご相談ください。

複数のメーカの空調機が混在する場合、AIrux8の１システムで制御可能か？

可能です。

冷温水タイプのセントラル空調でも機器の取付けは可能か？

可能です。
 機種によっては対応していないものもございますので、メーカ及び機種をお知らせ頂ければ、当社で対応可否を確認致します。
詳しくはこちらからご相談ください。

空調方式により、取付けるセンサーの数に差異はあるか？

差異はございません。

ノードは15㎡に1個との事だが、セントラル方式、個別熱源方式などで差異はでるか？

差異はございません。
ノードの取付は、場所により20㎡に1Unitの場合もあり、大型の建物の場合は㎡当たりの取付Unit数は少なくなる傾向にあります。
建物の設備資料を頂ければ、最適な数量を提案致します。
詳しくはこちらからご相談ください。  

室内機の制御を行う事は理解できるが、系統全ての室内機が停止しなければ室外機は動き続けるため、効果が限定的にならないか？

室内機と室外機は連動しておりますので、1対多で室内機が接続されている場合についても、系統全体を調整する事で、室外機含めて電力削減効果が期待できます。

AIが快適かつ省エネの最適温度に自動設定するとあるが、個人の感覚に差がある中で、何をもって最適温度としているのか？

最適温度への自動設定とは、快適温度という意味合いでは御座いません。
例えば一例として、設定温度が20度に設定されているにも関わらず、室内温度は24度以下には下がらない環境があったとします。
さらにその室内に人が殆ど存在していない場合、温度差が4度あると、エアコンはかなり高出力運転となり、無駄なエネルギーが大量に消費される事になります。
その場合、AIrux8は設定温度を自動で調整し、無駄な出力を無くすことで電力コスト削減を実現致します。

外気温の計測方法はどのように行うか？

 インターネット上の情報を自動的に収集し、計測しております。
外気温度の正確性はAIrux8では求めておりません。厳密に言うと、建物の窓際、南北などの空間の位置により、空間の熱に対する耐性は異なり、正確な温度計測は意味を為さないためです。
季節的な状況把握と、外気温度に対して設定温度が極度に異常な場合に是正するために、外気温度を参照いたします
例：冬季に外気温度が23度まで上昇している日、設定温度が25度に設定され、室内温度も23度であり、暖房がエネルギーを消費し続けている場合の調整など。

エリアにより効果に差は出ないか？例えば、沖縄と北海道だと温暖な沖縄の方が効果が見込めるなど。

 夏場に関しては、北海道よりも沖縄のほうが、空調のエネルギー消費が大きいと予測されますので、沖縄のほうが効果を見込めます。
一方、冬場に関してはその逆となり得ます。
通常、冷房より暖房の方が消費電力が高いため、寒冷地のほうがエネルギー削減効果が大きくなることを見込めますが、寒冷地では暖房を空調で行わないケースもございます。
空調の利用状況により電力削減効果が変動するため、一概にエリアで括ることが困難です。
 建物の情報を頂戴できれば、詳しく調査し電力コスト削減のシミュレーションなども提案致します。
お気軽にこちらからご相談ください。  

BMSと接続する場合の、BMSへの要求事項は何か？

BACnetでのAPIを持っていることが必要です。
・BMS→AIrux8へのデータ連携
　- ファン速度
　- 設定温度
　- 室内温度
　- モード (冷房/暖房など)
　- 消費電力(なるべく細かい単位を推奨。理想は室外機グループか各unit単位)

・AIrux8→BMSへの制御指示
　- 温度設定
　- モード設定
　- ファン速度設定(風量設定)
詳しくはこちらからご相談ください。

照明制御に必要な条件は何か？

以下2点を推奨しております。
・調光対応照明であること
・PWM調光対応のドライバーを持つこと(但し、0-10v調光でも可)

導入

AIrux8導入に際し、どのような工事が必要になるのか？

主に以下の工事が必要となります。
・天井へのノードセンサ取付・結線
・ゲートウェイの取付・設定

導入時の初期設定とは何か？

主に以下のような設定を当社にて実施いたします。
・クラウド設定（クラウドサーバーへの設備登録、現場との開通設定）
・環境設定(Bluetoothメッシュ・施設情報登録等)
・設置後2週間～1か月のデータ解析・運用設定

ゲートウェイ、スイッチは既存設備を使用するのか？

既設ネットワークを使用した運用は可能です。
当社クラウドシステムへの接続ができる必要がございます。

ネットワークに接続するのはAIrux8ゲートウェイのみか？

AIrux8ゲートウェイ及び空調制御システムです。
※ノード・AIrux8ゲートウェイ間の通信はBLEで行います

Cloudサーバとのインターネット接続の為に、ルータやUTM等になにかしらの設定が必要か？

特別な設定は不要です。
但し、お客様側でポートの制限や、通信規制を行っている場合、AIrux8への接続許可設定を行っていただく必要があります。

料金

イニシャルコストをランニングコストへ振替えた場合の契約期間やランニング費用はどれ位になるか？

導入施設の規模等にも依るため、個別にご相談ください。

メンテナンス・セキュリティ

万一、故障が発生した（制御不能状態）場合、通常運転に戻すことは可能か？

AIrux8は、空調機端子にリモコン信号を送る制御方法になりますので、空調機器としては通常運転状態となっております。
万が一、何か問題が発生した場合、信号の送出を停止すれば、導入前と全く同じ状態となります。

契約満了若しくは解除になった場合、取付けた機器の取扱い及び撤去はどうなるのか？

ご要望に応じて対応致します。
詳しくはこちらからご相談ください。

空調更新工事を行う場合、一度取付けた機器を、更新後の空調に取り付けることは可能か？

対応機種であれば継続して御利用頂けます。
詳しくはこちらからご相談ください。  

空調更新工事を実施した場合、取付けた機器は無効となってしまうか？新たな機器を取付ける必要が出てくるか？

対応機種であれば継続して御利用頂けます。
詳しくはこちらからご相談ください。

AIrux8の導入の為、空調機側に何らかの改造、機器の追加設置等を行うことになるか？

各社室外機及び室内機には外部制御を行う為の制御ポートが用意されています。
AIrux8ではその制御ポートに、空調制御機器を接続致します。

改造扱いになり保証が無くなったり、故障時の修繕を受けてもらえなくなったりしないか？

各社室外機及び室内機には外部制御を行う為の制御ポートが用意されています。
その為、改造では無く既存機能の利用となり、改造行為には該当致しません。
 (外部制御ポートがオプション取り付けの場合もございます)  

保守メンテナンス(年2回)の内容

以下の対応を現地にて実施いたします
・ノードセンサ・導入機器の故障確認
・ノードセンサ・導入機器に故障があった場合、当該ノードセンサの交換・接続・動作確認
※ノードセンサ自体は1年保証のため、2年目以降は本体代金は有償となります

ウィルス対策等はどのようになっているか？

AIrux8システムは対称暗号化システムを採用したソケット通信でクラウドサーバと直接接続します。
その為バイナリデータであるウイルスを受け取る機構が存在しない点から、PCなどが通信するよりも安全性を確保する事が出来る手法となります。